2014年2月2日(日)、かねてから楽しみにしていた展覧会、
「暮らしのうつりかわり」
(開催期間:2014年1月11日(土)~3月23日(日)、
場所:岡崎市美術博物館 岡崎市高隆寺町字峠1番地、
開館時間:10:00~17:00、電話:0564-28-5000、
観覧料:一般300円/小・中学生150円
*岡崎市内の小中学生は無料)の
鑑賞に行ってきました。
あいにくの雨…
博物館に到着したのは、10時30分頃。
雨のせいなのか駐車場は、
かなり閑散としていました。
残念ながら駐車場から博物館へは、
屋根のない道を徒歩で数分。
少々不便。
荷物になるので、
思い切って傘なしで
博物館まで移動。
開館しているのか?…
少々不安になる佇まい。
懐かしい什器・備品
美術博物館1Fの展覧会会場に入って
すぐ右側にアイロン各種が展示されている。
さすがに写真にあるような形のアイロンが、
実際に使用されているところは、
見たことはない。
展覧会パンフレットにも載っていた、昭和30年代の懐かしい茶の間風景
ちゃぶ台って、こんな小さかったかなぁと思う。
そういえば……両親から、
『食事中に箸の持ち方や座り方等、行儀のことでよく叱られたなぁ。』
それで、口ごたえしようものなら座り位置が近いものだから、すぐ手が飛んできた。
展示中のこんな物、あんなもの
「やぐらこたつ」です。
なかに火入れを置いて、
布団をかけてあたたまったそうです。
私の時代は、電気こたつでした。
貧富の差を感じさせた写真中央の
「陶製便器」。
我が家では、白い便器でした。
その右は、「お厠」。木製おまるです。
一番左は、我が家では今でも現役、
「ねずみとり」です。
昭和19年「カズノホン」、
モンブシャウと書いてあります。
こんな問題が展示されていました。一緒に考えてみましょう。(新制小学算術教育掛図 第三学年)
<問題>弟がえんがわにいると、おとうさんがげたをはいて庭へいらっしゃいました。弟がえんがわに立っておとうさんとならぶと、ちょうど高さが同じでした。えんがわの高さは54センチ、弟のせの高さは117センチ、おとうさんのげたの高さは5センチです。おとうさんのせの高さは何センチあるでしょう。
学校給食の歴史が年表形式で展示されていました。
給食もいい思い出です。(食器等も展示されていました。)
以上、展示品はほんの一部です。
実際に行ってみて、昭和30年後半生まれの私にとって、
展示されていた什器備品、被服等の種類・数は、
幼少の頃にタイムスリップするに十分でした。
皆様も、ぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか。
※追加情報 (2014.2.11)
展覧会会場入口受付のカウンター上に、以下にご紹介するシート、
リストが置いてあります。
お手にしながら鑑賞されては、いかがでしょう。
①「暮らしのうつりかわりわくわくシート」
表 紙
上の表紙を開いたP1~P2(※裏表紙含めP7まであり)
②出品リスト