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東京オリンピック 1964年

東京オリンピック 1964年 アベベ選手はやはり裸足で走ったのか?!

投稿日:2013年10月11日 更新日:

アベベ選手については、前に「東京オリンピック 1964年 マラソン」で書きましたが、

1960年のローマオリンピックに彗星のごとく現れ、

裸足で走り、金メダルを獲得して話題となりましたが、

実は東京オリンピックでマラソンを走った時は、裸足ではなかった。

当時の新聞(中部日本新聞 昭和39年10月26日)記事にこう書いてあります。
 

白グツの勇者   (裸足ではなかったのだ)

アベベ選手

 

「ものすごい早いペース。快走を続ける”カッ色の勇者"アベベに、

沿道の観衆は盛んな拍手を送り続けた。

だが、専門家の間では

「いつつぶれるかが見もの」という声がささやかれていた。

それほどアベベのペースは早く、無謀にさえ見えたのだ。

しかし、アベベは割れるような七万五千の大観衆の見守るなか、小柄なからだを国立競技場にみせた。

アベベはつぶれなかった。

四十二・一九五㌔のコースを2時間12分11秒2の驚異的な記録で突っ走った。

オリンピックの花、マラソンで初の二連勝という大偉業を成しとげたのだ。

甲州街道を突っ走る”ハダシの勇者”の足に、ドイツ製のクツが白かった。

ドイツ製の靴って?

アベベ選手は、ゴール後取材陣の質問にこう答えたそうです。

「ローマを裸足で走ったのは、歴史を作りたかったのだ。今度は、ドイツ製の靴を使った。 ベリーグッドだった」

取材陣がどういうきき方をしたかはわかりませんが、

このドイツ製の靴というのは、ご存知!

PUMA


PUMA」 ドイツでスポーツシューズを開発していた兄弟がけんか別れし、

弟が設立した会社

ちなみに「adidas」は、兄が設立した会社です。

偉大な兄弟です。

 




 

オニツカのシューズではなかった

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アベベ選手は、

東京オリンピック前の1961年に出場した 毎日マラソンでは、

オニツカ(鬼塚株式会社 現:asics)のシューズを履いて優勝したのに、

オリンピックでは、 履いてもらえなかったそうです。

 

日本メーカーのシューズを履いて、
東京オリンピックで 優勝してほしかったな。

 

当ブログ記事の動画です↓

※アベベに関する書籍紹介


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